「トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術」:トヨタ式時短術で仕事効率化!
皆さんこんにちは! 今回紹介する「トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術」という本は、元トヨタの社員でもあった筆者が
トヨタ生産方式の経験をもとに書かれた本です。
トヨタには昔から、作業のムダを極限まで削り、生産性を高めていくという文化があることをご存じでしょうか。
たとえば、たとえ数秒の時短でも、積み重なれば膨大な時間になるという考え方があります。
これを突き詰めて考えると、時間のムダをなくすこと、つまり「時短」につながるということです。
もう一つの基本となる考え方が、今までやってきたことを疑い、別の方法がないか考える。
必要性の低い仕事はやめる。
そして、もっといい方法はないか、もっと楽な方法はないかと考えるということです。
ここで言う楽な方法とは、休むための時間を作るということではなく、楽になるための情報や自動化を進めて誰でも出来る仕事は
自動化し、もっと重要なことに時間を使おうという考えからです。
この考えには「時間はお金より大切」という考えがあります。
一見、窮屈そうで自分には無理! と思う方もいるかもしれませんが、この考えを日頃の業務に取り入れることで普段やっている生産性の低い業務を減らす助けになると思います。
多くのビジネスパーソンが日々向き合っている仕事のなかには、実はやらなくてもいい仕事、やり方を少し変えるだけで大幅に効率化できる仕事がたくさんあります。
そういったムダな仕事や動きを見つけ出し、より効率的なやり方に変えていくことができれば、最小の時間で最大の成果を挙げることができます。
これが実現できれば、より仕事が楽しくなると同時に、自分の時間を劇的に増やすことができるというのが筆者の意見です。
この本を読んで感じたことは、製造現場だけに限らず、日頃仕事をしている方なら参考になるだろうなと思われる知恵やテクニック、考え方が様々な方面からちりばめられているということです。
時短がメインの内容となりますが、習慣化やベンチマーク、段取り、完璧を求めるよりも速く動く等
中でも、インプットとアウトプットの繰り返しでブログ等の情報発信している私にとっては、
まず日程を決める。準備の次に行動ではなくまず行動。
アイディアより実行力、アイディアはいくらでも転がっている。やるかやらないか。
新しいことを始める場合、調査や準備に時間をかける前にまず、小規模、低予算でリリースしてみる。
反応を見ながらブラッシュアップ
完璧を目指すよりまず終わらせる。
拙速で行動し決断して行く。
という部分は、まさにその通りだなと共感しました。
よくビジネス書にインプット3割、アウトプット7割とかリーンスタートアップとか言われますが全くその通りだと思います。
この本を読んで、日常の生活にどう生かして行くか?
業務の効率化、時短を考える場合、何から手を付けていくかは悩ましいところだと思います。
この本から学べることは、トヨタ流の小さな無駄を削り、問題が発生した場合の根本原因の追究の考え方が学べます。
そのポイントとなる考え方が
1.今までの方法以外に別な方法はないか?
2.必要ない仕事はやめる。もっと楽な方法はないか考える。
3.自分の仕事を細かく分析し、誰でもできることは自動化を考える。
そして、小さなロスをなくし、お金より大切な時間の有効活用ができるようになるというものです。
また、時短以外でもコミュニケーションや伝わる文章の書き方、プロセス全体を遅らせるボトルネックの
見つけ方など内容は豊富です。
一度この本「トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術」を手に取ってみてください。
日頃の悩みの解決のための糸口が見つかると思います。
気になった点を、ひとつでもふたつでも自分のモノとして取り入れて実行していくことで
あなたの日常業務も飛躍的に向上して行くと思います。