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副業投資を徹底解説 4

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<各投資による税金について>

副業で投資し利益が出た場合税金を払う必要があります。それぞれの税金はどうなっているのか見ていきましょう。

株式投資にかかる税金は、主に2つあります。

 まず株を売って得られた「値上がり益」にかかる「譲渡益課税」、もう1つが企業から受け取る「配当金」にかかる「配当課税」です。

基本的には株の利益にかかる税金は一律20%になります。

ただしNISA口座を利用すれば年間120万円分までの投資による利益は税金がかからないので積極的に利用しましょう。

株主優待を含む給与以外の所得の合計が年間20万円を超える場合は「雑所得」として確定申告をしなければならないので、たくさん株主優待をもらっている人は注意しましょう!

FX

FXでは、日本の税制上、これに対しては税金が課されるようになっています。税率は20.315%で、「所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%」というのがその内訳です。株と同じで20%ほどになっています。

もちろん20万円を超える利益が出た場合は確定申告が必要になります。

仮想通貨

仮想通貨の税金は仮想通貨取引による所得は給与所得などの他の所得額と合計した金額に課税されます。例えば年間の給与所得が700万円、仮想通貨取引による所得が300万円の場合、2つの所得額を合計した1,000万円となり、この金額から控除額などを差し引いた課税所得に課税されます。

これに対し、FXによる所得や株式の譲渡による所得は申告分離課税になるため、他の所得金額と合計せずに分離して税額を計算します。

つまり仮想通貨の税金は累進課税になるので利益が大きければ大きいほど税金が高くなるということです。

株とFXで仮に1000万円利益が出ればそれにかかる税金は200万円になりますが、仮想通貨の場合は33%で330万円になります。さらに1900万円の利益なら45%の税金になります。ここまで利益を出すことは難しいですが仮想通貨は税金面で不利とも言えます。

不動産

不動産投資にかかる税金は購入時にかかるもの、管理運営時にかかる税金、売却時にかかる税金など非常に細かいためここに書ききれないですし複雑ですので、個々人の投資物件の状態や収入で変わってきます。

どの投資にも共通していることは、確定申告を行わなければ脱税になるので、年間の利益はしっかり把握しておかないと社会的な信用がなくなるので注意してください。

<終わりに>

これまで4つの投資方法をお伝えしましたが、どれも一長一短です。安定して収益を得るには不動産投資ですが多くの資金がいる問題がありますし、仮想通貨やFXはレバレッジ前提でトレードする事から少額の資金があれば始める事が出来るのでリターンを期待する事が出来そうですが資金を全額失うリスクもあります。

株式投資はある程度の投資の知識も必要になってきます。会社の業績や世間的なトレンドのリサーチが欠かせません。

まずはある程度勉強したうえで少ない額から始めてみる事をオススメします。いろいろ試して自分に合った投資方法を探してみてください。

最後に投資は自己責任でお願いします。これは投資の世界での原則です。どんなにいい会社の投資家から話を持ちかけられたとしても、上手くいっている知人の言う事であっても最後に投資するのは自分です、誰も責任は取ってくれません。

投資資金も全額をいきなり使うのではなく、なくなったとしても生活する上で問題ない程度の額で投資をしていきましょう、そうでないと自分も家族にも迷惑をかけてしまいかねません。

それに突然の病気や怪我などにも対応しなければいけないです、残念ながら仮想通貨や株、不動産では医療費の支払いは出来ませんので現金が必要になります。

最低でも生活費の1年分、一人暮らしで収入が安定している方なら6ヶ月分は残しておきましょう。リスク管理がしっかり出来てこそ投資です。そうでなければギャンブルです。

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